美容師が勧めるドライヤーのテクニック
直毛、細毛、ボリュームが出にくい(本人)
はい僕の髪のスペックで御座います。非常にボリュームが出にくい髪質で【スタイリング】という言葉を知らなかった少年時代はいわゆる坊ちゃんカットと言われる、すとんと真下に落ちるきのこヘアでした・・・。
余談ですが、小学3年生の頃おませな友人がジェルで髪をセンターパートにしてきた時は「かっこいい!!」と衝撃を受けたものです。以来髪をいじる事に興味をもった僕ですが、残念ながら私の髪はド直毛・・・。何をしてもセンターパートにならず相変わらずボリューム無しのきのこヘア・・・。仕舞いには癖毛の姉からは髪が直毛な事を理由に喧嘩をふっかけられる始末。
「なぜだ・・・なぜ友人の髪はふんわりしていて真ん中で分けれるのだ・・・」
そんな悩ましい少年時代を過ごした僕なので、髪に【ボリュームが出る】と言われれば敏感に反応します。
ボリュームを出すのにドライヤーはかなり大事!!
意外と知られていないこの事実・・・。実はドライヤーで
1.濡れた状態から髪を乾かす
2.根元を立ち上げるように風を当てる
この2点はめちゃくちゃ大事です!!
そもそも髪の毛というのは濡れると切れる水素結合というものがあります。これは乾かすことによって再度結合するのですが、この性質を利用して自分の作りたいデザインや素敵なボリュームを手に入れる為にドライヤーで乾かします。
乾かし方にもポイントがあって
- 髪の根元から乾かす。(地肌を指の腹でこするようにしつつ根元に風を当てる)
- ボリュームを出したい時は髪の生え癖、髪の落ちる方向の逆方向から風邪を当てる。
これがPOINTとなります。この条件を守って頂ければいつもより2割、いや3割増しでボリュームが出ます!!

また根元を立ち上げる事によって、髪の毛の土台が出来るので髪の毛の可動域(動く範囲)が変わってきます。
寝癖ついた髪の毛が「どう頑張ってもハネる・・・」「一部分ぺったり凹んでる・・・」なんて意図しない状態になっているのは【土台が潰れている】ここが原因の事が多いです。
なので理想を言えば髪の毛は朝濡らした状態から乾かす!!のがベストです。
可動域が増えた髪の毛はあなたのヘアスタイリングをやりやすくしてくれますので是非お試し下さい!!